ミニマリスト・ランニングを始めるずっと前から、私はシューズの選択肢に不満を持っていた。私は活発でアウトドア派の子供だったが、引きこもりがちな本の虫、陰気なミュージシャン、不機嫌な法学部の学生へと変貌を遂げ、足元の地面を感じることを楽しんでいた部分が完全に消えることはなかった。ランニングシューズが煩わしく感じられることが理解できず、ほとんどのスニーカーがあまり良くないことに不満を感じていた。少なくとも10代前半の頃から、履き心地のいいミニマムなシューズをいつも探していた。一番近かったのは、高校と大学で死ぬほど履いたアプローチシューズだった。ミニマムランニングシューズに履き替えてから、私は新たに探し始めたが、それでも本当に気に入ったものは見つからなかった。良いミニマリスト・ランニングシューズのほとんどは、一日中履いていても特に快適というわけではなく（例えば、 メレルのトレイルグローブ）、快適なシューズのほとんどは、あまりミニマルではない（例えば、ニューバランスのMT10）。

だから、レミングの親切な人たちが、レビューのために彼らのシューズを一足提供してくれることに同意したときの私の興奮は想像できるだろう。結局のところ、彼らは基本的に私が探していたシューズを正確に作ることに着手したのだ。唯一の問題は、彼らが成功したかどうかということだ。

ああ、サスペンスだ...。

彼らは成功した。この靴は究極のミニマリスト・カジュアルシューズだ。私がこの20年間探し求めていた靴は、まさにこの靴だったと言っても過言ではないだろう（ちょっとメロドラマ的だが）。

基本的なこと
まずは名前から。現在の社名はLeming（レミング）で、北極圏に生息する愛らしいネズミのレミング（lemming）と混同しないように。

エミリーは、私が郵便で受け取った「レミングのペア」が靴であることが判明したとき、心を痛めていた。

しかし、今年の3月に商標の問題で社名を変更するまで、STEMという社名で靴を作っていたことはご存じだろう。レミングとは、"Level "である、 EExtra wide toebox、 Minimal sole "であることから、ウェブサイトでは "LEMing "と表記されることもある（通常は表記されない）。まだ混乱していない人のために言っておくと、同社は近い将来また社名を変更する予定らしい。(

Lemingが現在作っているシューズは、Primal Originsの1モデルのみ（2013年にはさらに5モデルが発売予定）。価格は$89.99、カラーバリエーションはレディースが5色、メンズが4色（ブラック、ブラウン、グリーン、グレー。）私はブラウンを選んだ。
シューズには取り外し可能な3mmのインソールが付いている。
レミングのウェブサイトでは、重量は6.3オンス、スタックハイトは7.5mmとされている（いずれもインソールなしの数値）。シューズはゼロドロップ（かかとが上がっていない）。

フィット感
ウェブサイトによると、男性用シューズはジャストサイズだが、女性用シューズはサイズが小さい。ホールサイズしかありません。私はほとんどの靴でサイズ10ですが（メレルのトレイルグローブで9.5、ファイブフィンガーズで42）、サイズ10-10.5でちょうどよかったです。靴下とインソールを入れて履くとジャストフィットですが、靴下もインソールも入れないと、靴紐をかなり締めないと動きません。私の場合は問題ないが、2つのサイズの中間であれば、考慮すべきことかもしれない。

フィット感は素晴らしいと感じた。アッパーがつま先と一緒に伸びるので、さらに広く感じる）しかし、ミニマリストシューズのようなピエロシューズのような見た目はない。

コンフォート
コンフォートも大きなプラスだ。スニーカーと同じくらいクッション性があり、ソールの柔軟性がクッション性を高めている。これに関してちょっとクールなのは（ウサギのスリッパを履いて街を歩いているように感じるという事実はさておき）、私の足が、足の下にクッションが何もないことに気づかないということだ。

インソールを入れた状態（左）と出した状態（右）

ウェブサイトでは、インソールは "オプション "と説明されている。インソールはいいのだが、まったく不要なので、私は通常使わない。

フラッシュステッチ＝幸せな足

このシューズは、インソールなしでも、ソックスありでもソックスなしでも履けるようにデザインされている（実際、ウェブサイトではソックスなしを推奨している）。足を悩ませる縫い目の盛り上がりがないため、どの組み合わせでもうまくいく。

パフォーマンス
プライマル・オリジンは、動きたくなるようなシューズだ。驚くほど軽量で、足が本来の機能を発揮する。グランドフィールはとても良く、適度なプロテクションとのバランスが取れている。つまり、砂利の上を歩いているバカに見えることなく、プロプリオセプションを十分に発揮して地面を感じることができる。しかし、際立った特徴は、スニーカーとしては桁外れの靴の柔軟性だ。
インソールを入れても、それほど大きな違いはない。

インソールあり（左）、インソールなし（右）

ランニング
Lemingは特にランニング用のシューズを販売しているわけではないので、このシューズを成功と宣言して、レビューをここで終わらせることも考えられる。しかし、このブログがランニングブログであること、私が好奇心旺盛なこと、そしてこのシューズを履き始めたときに事実上最初に口から出た言葉が「これで走れるよ」であったことを考えると、私は明らかにこのシューズで走るつもりだった。

これまでのところ、ものすごい距離を走ったわけではないが、Primal Originsは非常に有能なロードランニングシューズだと自信を持って言えるだけの走りはした。実際、これまで試したミニマリスト・ランニングシューズの大半よりも気に入っているし、これからも履き続けるつもりだ。接地感、プロプリオセプション、柔軟性、快適性。ソックスを履いても履かなくても問題なく走れる。道路や軽いトレイルでは十分なプロテクションがある。

。ミニマリストランニングやフットウェアが初めてで、ランニングにもカジュアルにも履ける万能シューズを探しているなら、Primal Originsを真剣に検討したい。私が通常お勧めする他の多くのシューズと比べて、よりミニマルで、より快適で、より格好良く、そして安い。

ぜひ検討してみてほしい。

結論
これらすべてが、 完璧なミニマリスト・カジュアルシューズに仕上がっている。真面目な話、これは私が今まで試した靴の中で、文句を言うべき点がひとつも思いつかなかった初めての靴だ。妻に夕食にFiveFingersを履いていくことを拒否されて以来、私たち全員が探し求めていた靴だ。見た目も、履き心地も、機能性も、そして足にもいい。